こんにちは、とりまるです!
今回は網戸の張替え時にあると便利なグッズの紹介です!
網戸の張替えのやり方についての記事は網戸の張替えの方法を読んでいただくと、網戸の張替えの仕方や必要な道具についてくわしく書いてあります。
今回は、
「これがあると網戸の張替えが楽になる!張替えがやりやすくなるって道具はなに?」
「逆にこれさえあれば張替えはできるという網戸の張替えに必要最低限な道具はなに?」
という網戸の張替えに使う道具にフォーカスしてご説明したいと思います。
まず結論を先にお伝えしますと網戸の張替えにあると便利なグッズは、
- キリ(千枚通し)
- シリコンスプレー
- 定規(重り)
- ネット張り替え用突っ張り治具
- シールはがし
- ウェス(ぞうきん)
です。
逆にここまで揃えられないし、網戸の張替えに最低限必要な道具だけでよいなら、
- 網
- 押さえゴム
- 網戸ローラー
- カッターorハサミ
- マイナスドライバー
だけ揃えれば網戸の張替えは十分に可能ですね。
それでは便利グッズをひとつずつご紹介していきます。
コンテンツ
網戸の張り替えでプロが使うあると便利なグッズ
まずは網戸の張替えにあると便利なグッズからご紹介です。
キリ(千枚通し)
古くなった押さえゴムを外すときに、とりまるは千枚通しを使っています。
押さえゴムを外す作業は細めのマイナスドライバーを使ってももちろん問題ないです。しかし押さえゴムは奥までしっかりはまり込んでいて、ゴムを最初に取り出すときに引っかかりが弱くマイナスドライバーだと少しやりずらいです。
先が細く尖った千枚通しは押さえゴムを引っ掛けて取り出すのにちょうどよく愛用しています。
ご自宅に1本くらいはありそうですね。
シリコンスプレー
網戸ローラーを使っても押さえゴムがなかなかサッシにはまらないときに使います。
網の素材によってはサッシにうまくはまらず、シリコンスプレーを使い摩擦をなめらかにすることでゴムをはめていきます。
シリコンスプレーはあまり馴染みのないアイテムかもしれませんが、シリコンのコーティングをすることで物の滑りをよくします。
木やプラスチック、紙やゴムに使うことができて、引き出しや襖のすべりをよくしたりするのに使われます。
引用:呉工業株式会社ホームページより
網戸の張替え以外にもご家庭で役立つシーンはありますよ。
定規(重り)
この定規というのはプロならではの道具ですね。
定規は長さを図るときに使っているのはもちろんなのですが、職人は作業に慣れてしまっているので感覚でおよその長さはつかめてしまいます。
職人が使っている定規は重量があり、網戸の張替えでは仮止め用の重りとして使うことが多いです。
イメージとしては書道で使う文鎮のような使い方ですね。
網戸クリップを使って網の仮止めしてもよいのですが、定規を使うと辺で網を辺で押さえることができます。
クリップの用に網を点で押さえるよりもスムーズに設置しやすくなります。
といった理由でとりまるは定規を重り代わりとして使っています。
ネット張替用突っ張り治具
これをお持ちだと完全にプロですね。笑
網戸張替えのために買う必要はありませんが、プロが現場で使っているものとしてご紹介です。
治具(じぐ)って聞き慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言うと作業のガイドやフォローをしてくれる道具のことを言います。
治具とは加工をする際に、加工されるもの(ワーク)を固定し、加工の案内をしてくれる、補助的な役割をもった装置です。補助工具ともいわれます。
引用:治具って何?どんな種類がある?より
網をキレイに張りたいがゆえにピンっと引っ張りすぎてサッシの中央部だけ微妙に歪んでしまうことがあります。この突っ張り治具は網を均一に張れるためのガイドをしてくれます。
もし網戸の張替えを本業としてやられてみたい方がいらっしゃるとすれば、購入をご検討されてみては…。
シール剥がし
「え、網戸の張替えで使う場面ある?」
と思われるかもしれませんが、網戸が破けたときの応急処置にガムテープをベタベタと貼ってる方は意外と多いです。
このベタベタ、剥がすの結構大変なんですよね。業者にしか分からない苦労…。笑
もしガムテープで補修されていたらガムテープ跡のベタベタは取り除いたほうがよいでしょう。
くっついて網を張りづらいのもあるのですが、網を張り終わったあとの使用感もよくないですし、むらなくキレイに網を張れずに結局すぐに網が取れてしまう原因にもなりかねません。
とりまるがよく使うシール剥がしはこちらの強力タイプ。その名も雷神です。笑
ホームセンターで普通に販売されているのですが、プロ以外にはあまり知られていないかもしれません。知る人ぞ知るといった感じです。
こちらは速乾性タイプ。その名も風神!(ネーミングの由来は風のような速乾性とか…笑)
下地の弱いダンボールなどに使え、シミになりにくい特徴があります。頼りになる二人です!笑
ウェス(ぞうきん)
ウェス。つまり雑巾なのですが、プロの現場ではきれいな状態のウェスは常に用意しています。
シリコンスプレーをつけてサッシを磨けたり、汚れた布で拭くわけにはいかない最後の仕上げのときなどに使います。
シリコンスプレーと合わせて買っておくとよいでしょう!
1枚あたりのお値段は10〜15円くらいで思い切って使い切れます。普段のお掃除のときにもあると役立つと思いますよ。
網戸の張替えに必須なグッズ
「網戸張替えのためだけにそこまで道具は揃えられない!」という方ももちろんいらっしゃると思います。
以下でご紹介するのは網戸張替えにほぼ確実に必要になってくる道具です。
逆にこれだけ揃えれば網戸の張替えはできます。
交換用の網(ネット)
言うまでもないのですが交換用の網がないとそもそも交換できないですね。
交換用の網は実は種類が幅広くあります。
素材と網目の大きさによる違いですが、一般的にはポリプロピレンという素材が使われ、24メッシュという網目の大きさが採用された網戸が多くのご家庭に普及しています。ホームセンターへ行けばだいたいのお店で網戸ネットを扱ってます。
ペット用の網というのもあり、ペットのいたずらで破かれにくいようにグラスファイバーやステンレスという素材が使われた網戸ネットもあります。
ご興味を持たれた方は飼い猫に破かれない対策にはこれ!素材と網目から選ぶ網戸を読んでみてくださいね。
飼い猫に破かれない対策にはこれ!素材と網目から選ぶ網戸
押さえゴム
網と同様に押さえゴムも必ず揃えないとならないものです。
網をサッシに固定するためのゴムですね。
まれにあるのですが、網の交換時に出てくる古く劣化した押さえゴムを再利用される方がいらっしゃいます。
ですが古くなってしまった押さえゴムは縮んでいたり細く切れやすくなっています。
せっかく新しく網に交換したのに、古い押さえゴムを使用したことですぐに網が取れてしまい、もう一度つけ直さないとならないことが起きます。
なので新しく網を張り直すときは押さえゴムも新しいものへと替えましょう!
押さえゴムは太さの見分けがつきづらく、どれを選んでよいか迷いがちです。
こちらの網戸を張替えするときに選ぶ押えゴムのサイズで気をつけることを読んで頂きご参考にしてください。
網戸を張替えするときに選ぶ押えゴムのサイズで気をつけること
網戸ローラー
網戸ローラーは必須のアイテムです。
押さえゴムをサッシの溝にはめ込んでいくのに使用します。
押さえゴムをはめ込む作業は指でももちろんできるのですが、はっきりいって苦行すぎます!笑
なので必ず揃えて起きたいアイテムです。
とはいっても網戸ローラーはだいたい押さえゴムとセット販売されていることが多いのでご安心を。
セット品の網戸ローラーは何度も繰り返して使えるほど丈夫ではないので、もう少しちゃんとした網戸ローラーを持っておきたいなという方は、網戸ローラーについて!使い方やおすすめの網戸ローラーは?をお読みになってください。
網戸ローラーについて!使い方やおすすめの網戸ローラーは?
カッターorハサミ
網を切るのにカッターもしくはハサミが必要になります。
カッターでもハサミでもどちらでもよいのですが、とりまるは最後の仕上げはカッターの使用をおすすめしています。
理由は、仕上げの段階で余分な網のカットをしますが、ハサミでカットするとヒゲと呼ばれる繊維のほつれができやすいからです。
作業の場面によってカッターとハサミを使い分けられるのがよいですね。
網をただ切るだけならハサミを使い、最後の仕上げで余分な網のカットをするならカッターを使うといった具合です。
網戸専用カッター
カッターだと怪我をしそうで不安というかたは、網戸専用カッターというのもあります。
先端の溝に網を挟み、滑らせるように前に押すと網が切れます。
網戸の張替えで使うカッターについて詳しくは網戸におすすめのカッターをお読みください。
網戸におすすめのカッター
網戸専用ハサミ
ハサミのカットだとヒゲが出やすいとお伝えしましたが、網戸用ハサミというのもあります。
最後の仕上げがしやすいように刃先が曲がったハサミです。
こちらも詳しくは網戸ハサミってなに?網戸のカット専用のハサミについてをよかったら読んでみてくださいね。
網戸ハサミってなに?網戸のカット専用のハサミについて
マイナスドライバー
マイナスドライバーは押さえゴムを外すときに使います。
なぜマイナスドライバーと言っているのかというと、先が平たく細く棒状のもので、どこのご家庭にもおそらくあるだろうという理由からマイナスドライバーと言っています。
サッシにはまっている押さえゴムを外すという目的なので、かならずマイナスドライバーでなければということはないです。記事の最初のほうでお伝えしてますが、とりまるは抑えゴムを外すのには千枚通しを愛用しています。
ドライバーを使うのは網戸自体を外すときだけ
網戸の網の張替えではとくにネジを外す作業はありません。
ただ、網戸サッシを窓から取り外すときに外れ止めと呼ばれる網戸がレールから落ちないようにする部品を緩めるときにプラスドライバーを使う場面があります。
網戸の外し方については一般的な網戸!引違い窓の網戸の外し方!をご覧になってみてください。
一般的な網戸!引違い窓の網戸の外し方!
引違い窓以外の窓なら網戸の種類ごとの外し方をお読みください。
網戸の種類ごとの外し方
まとめ
以上、知る人ぞ知るプロが現場で使っている網戸の張替え便利グッズについてでした。
最後にもう一度おさらいです。
網戸の張替えであると便利なグッズは、
- キリ(千枚通し)→先が細く押さえゴムを外しやすい
- シリコンスプレー→押さえゴムを滑らかにはめ込める
- 重り代わりの定規→辺で網を押さえることができる
- ネット張り替え用突っ張り治具→より高いクオリティーで張るなら
- シール剥がし→応急処置のガムテープ跡のベタベタ剥がしに
- ウェス(ぞうきん)→シリコンスプレーや最後の仕上げ用に
網戸の張替えで必ず必要になるグッズは、
- 交換用の網→ないとそもそも交換できない
- 押さえゴム→劣化したゴムを再利用せず新品を使うようにする
- 網戸ローラー→作業をスムーズに行うためには必要
- カッターorハサミ→網のカットに場面によって使い分ける
- マイナスドライバー→押さえゴムを取り外すときに
以上です。
今回ご紹介した便利グッズはだいたいホームセンター、もしくは100円ショップで手に入れることができます。
ホームセンターでも店舗の規模によって扱ってないグッズもあったりするので、ネットで購入するなど工夫されるとよいでしょう!
今回のお話がお役に立っていただけたら幸いです!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。