こんにちは、とりまるです!
- 玄関から猫が外に出ようとする!
- 猫の玄関からの脱走防止の対策をしたい!
網戸以外にも玄関も愛猫がよく脱走しようとする場所です。飼い主さんの後ろを静かにつけて、玄関が開いた瞬間に外に出ようと…。
外出時に落ち落ちと玄関を開けられないですね。
そこで網戸だけでなく玄関にも猫の脱走防止の対策をと考える方も多いでしょう。
- なぜ猫は外へ出たがる?
- 玄関からの猫の脱走防止対策
- 網戸からの猫の脱走防止対策
今回は上記の内容で、玄関や網戸への猫の脱走防止の対策についてお話しします!
コンテンツ
外へ出たがる猫
猫が外へ出たがるのはなぜでしょうか?
一般的に言われていることをまとめました。基本的には人が外へ出たがる理由と似ていますね。猫が外へ出たがる理由が分かれば、脱走の対策も立てやすくなるかもしれません。
まずは押さえておきたいポイントとして猫ちゃんの気持ちを知っておくことが大事でしょう。
ストレス発散をしたい!
猫はもともとは外で生活するのが本来の姿。
家の中いるよりは外へ出て、自由に時には思いっきり体を動かしてみたくなるのでしょう。人間と同じように外に出て気分転換をしたいのですね。
とくに子猫のときは元気が有り余っているからか、夜中に家の中を思いっきり駆け回り、朝起きたら部屋のなかがぐじゃぐじゃになっていた!
そんな経験がある飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
たまにはおもちゃで遊んであげたり、最近は、ワンちゃんのように紐を付けて外を一緒にお散歩をされるかたもいらっしゃいますね。
外への好奇心
猫は臆病でありながらも好奇心が旺盛です。
飼い猫が窓からずーっと外の様子を眺めている姿をよく見かけますね。
窓から見える建物やその先がどうなっているのか気になるようで、ちょっとでも窓に隙間が空いていると恐る恐るながらも外へ出て行ってしまうことがあります。
マンションだと、「となりの家のベランダにお邪魔していた!」なんて話も聞きます。
発情期のとき
猫の発情期は年に2〜3回くらいで、春から夏のあいだにかけての時期がピークといわれています。この時期はどうしても本能的に異性の猫に会おうと、外へ出ようとする気持ちが強まってしまうでしょう。
オス猫かメス猫かでも発情期の行動が変わってくるといわれています。
参考:猫の発情期について知ろう 〜時期や期間・去勢・避妊について〜
びっくりしたとき
びっくりしたから猫が外に出るというわけではありませんが、近くに隠れる場所がないとつい外に飛び出してしまうこともあります。
突発的な行動もあるので、猫の安全のためにも玄関や窓の戸締まりは気をつけたいところです。
玄関への猫の脱走防止の対策
網戸だけでなく玄関にも猫の脱走防止の対策をされている方は多いです。よくあるのは脱走防止の対策としては柵を取り付けるという対策ですね。
玄関に直接脱走防止の柵を取り付けるというよりは、その手前の廊下に設置して、猫が玄関まで行けないようにするタイプの柵が多い印象です。
にゃんがーど
『ねこ工房』さんから出ている2×4材をつかった猫の脱走防止用の扉『にゃんがーど』です。
ホームセンターで自分で材料を買ってきて脱走防止用の柵をDIYすることも可能ですが、ドアノブや扉の格子を作ったりまでは大変です。
「自分でDIYしたいけど、材料をそろえたり、部品を作ったりまでは難しそう…。」そういった手間を省いてくれるのが『にゃんがーど』です。
最初から部品を揃えてくれているので、あとは組み立てるだけなのでDIY初心者の方でも手を出しやすいでしょう。
2×4材で突っ張らせながら固定するので、天井の強度を気にしなければならなかったり、採寸をしっかりと行う必要があったりするのが注意点です。
残念ながらこの記事を書いている現在(2022年4月)では、新規の受注をいったん停止されているそうです。ただ玄関からの猫の脱走防止の1例として参考になると思いご紹介させていただきました。
ぜひ再開していただきたいですね。
キャキャ
『モリソン』さんより発売されている猫の脱走防止のパーテーション『キャキャ』です。
パーテーションの上部が空いているので脱走を完全に防げるものではないですが、玄関から猫がいきなり外へと飛び出ていくことを防いでくれます。扉は猫が飛び越えられない高さに設定されているそうです。
にゃんがーどと同じように壁や床を傷つけないように設置ができ賃貸でも安心です。
扉式だけでなく、引き戸のようにスライドさせてつかえるのもうれしい点です。
正直、にゃんがーどほどの重厚感みたいなものはありませんが、設置時間が約10分という手軽さは大きな魅力ですね。
設置予定の場所をしっかり目に採寸する必要があるにゃんがーどに比べ、設置条件も天井高 270cm以内・廊下幅93cm以内という基準をクリアすれば良いので、設置場所を変えたくなった時に気軽に移動できるのもメリットです。
なので玄関だけでなく、猫にあまり侵入してほしくない部屋への設置もしやすいです。半透明のパネルは目隠し効果も期待できますね。
こちらはネット販売もされています。
1からDIYされる方も
市販のものを購入するのではなく、1から猫の脱走防止ドアを自作される方もいらっしゃいます。脱走防止の自作ドアとして、何度かご紹介させていただいてる『森の家さん』の動画です。
DIY初心者だとここまで作るのは流石にハードルが高いかもしれませんが、細部までこだわられていている様子が分かり大変参考になる動画です。
猫の脱走防止ではなく、室内の出入りが自由にできるようにペットドアを取り付ける方もいらっしゃいます。
網戸への猫の脱走防止の対策
続いて網戸への猫の脱走防止の対策や便利なグッズについてです。
網戸ストッパー
猫が網戸の開け方を覚えてしまったときには、まずは網戸ストッパーを使いましょう。
網戸ストッパーは1,000円もあれば購入できる価格なのと、両面テープを剥がして設置するだけなので取り付けが簡単です。最初に試してみたい脱走対策です。
施錠の仕方はプレートを持ち上げて網戸を引っ掛けるだけなので、よく出入りするベランダに取り付けても施錠する負担はすくないです。
注意点としては、猫が網戸を破くことを覚えてしまっているようなら効果がないことです。破いたところから出て行ってしまいますからね。
網戸ストッパーはどのメーカーのものを選んでも大差はありませんが、おすすめしているのは『にゃんにゃんストッパー』です。猫の可愛いイラスト付きなのがいいですよ!
簡易的に網戸を固定するだけなので、空き巣の侵入防止のような防犯面の期待はあまりしないほうがよいでしょう。猫以外にも小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
にゃんにゃんストッパーについて気になる方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
100均のアイテムを使って簡単DIY
猫が初めから網戸に触れられないようにフェンスを取り付けるという対策もあります。
フェンスを取り付けると言っても大掛かりなものではなく、100均のアイテムのみで作る簡易的なフェンスです。簡易的とはいえ猫の脱走防止効果はあるので、試してみる価値はあります。
先ほどもお伝えしましたが、網戸ロックをしても網戸を破いてしまっては脱走するおそれがあります。猫が網戸を破いたり登ったりしてしまう場合には最適な対策です。
欠点としては、ごちゃっとして窓の見た目がちょっと悪くなることでしょう。
もし見た目をすっきりと部屋のインテリア性をなるべく損ねず、できるだけおしゃれにしたいなら、マルカンさんから発売されている市販の網戸フェンスを利用するのもよいですね。
100均のアイテムのみで作る網戸フェンスについては下の記事をよかったら読んでみてください!
できたら網戸を交換する
網戸ロックと合わせてするとよい対策が網戸ネットの交換です。
ステンレス素材の網戸に交換すると猫に網戸を破かれて困るといった問題とはおさらばです。
おすすめしている網戸ネットは『猫マール32』という商品です。
一般的によく使われるポリプロピレンの網戸と違い、ステンレス素材でできているので人の力でも破くことはまず無理でしょう。また32メッシュと呼ばれる細かい網目が採用されているので、猫が爪を引っ掛けることができません。
猫が爪を引っ掛けることができないと、網戸に登っちゃって困るという問題もなくなります。また、細かい網目は通常の網戸だとすり抜けてくる小さな虫の侵入も防いでくれます。
でも風をしっかりと通してくれるので猫マールは網戸としても優秀です。
ネックになるのは値段が高いことと、丈夫な素材であるがゆえに自分で張り替えするのが難しいことです。張り替えは自分で行うこともできますが、できれば業者に依頼することをおすすめします。
網戸を交換するだけとは言っても手間もお金もかかることなのでじっくりと検討してみてはいかがでしょうか。
猫マール32についてはこちらのページもお読みください。
ステンレスの網戸でなければ張り替えは初めての方でもすぐにできるでしょう。
やり方はこちらをお読みください。
まとめ
最後に今回のまとめです。
猫が外へ出たがる理由
- ストレスを発散したいとき
- 外への好奇心
- 発情期
- びっくりしたとき
玄関への猫の脱走防止の対策
- にゃんがーど
- キャキャ
網戸への脱走防止の対策
- まずは試したい網戸ロックの設置
- 網戸フェンスの設置してみる
- できたら網戸ネットをステンレス素材へ
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事がみなさまのお役に立てたら幸いです。
猫のために網戸にできる脱走防止については、以下の記事もよかったら読んでみてくださいね。