こんにちは!とりまるです。
- ステンレスの網戸があるって聞いた!
- 猫が網戸を破く対策になる?
- ステンレスの網戸って実際どうなの?
飼い猫が網戸を破いてしまうのはよくご相談いただくお困りごとです。破かれた網戸を新しく張り替えたとしてもやっぱりまた破かれちゃうんですよね…。
そこでおすすめなのはステンレス製の網戸です。ステンレスなら一度張り替えてしまえば猫に破かれることはまずありません。
ステンレスの網戸って初めて聞く方も多いと思いますが、使用感や見た目のイメージが ちょっとつきづらいかもしれません。じつはステンレスの網戸って実用性も高くとても快適なので、ペットを飼っていなくてもおすすめできる網戸です。
- 網戸の素材には何がある?
- ステンレスの網戸は猫が網戸を破く対策になる?
- ステンレスの網戸の特徴
今回は猫が網戸を破く対策としてステンレスの網戸について上記の内容でお話しします!
コンテンツ
網戸の素材の種類
ステンレス製の網戸のお話の前に、網戸の素材にはどんなのがあるのかを知っておきましょう。
網戸の素材には主に4つの種類があります。
- ポリプロピレン
- ポリエステル
- グラスファイバー
- ステンレス
ポリプロピレン
一般的によく使われる網戸の素材にまずポリプロピレンがあります。
特徴は軽いことや熱に強いこと、また価格も安いことから多くの網戸に使われる素材です。カットしたり扱いやすい素材なので、初めての人でもDIYで張り替えることが容易にできる反面、あまり丈夫でないので猫の力でも簡単に破くことができてしまいます。
ほかにもデメリットとしては耐用年数が短いことがあげられます。だいたい5年くらいが目安となります。
ポリエステル
こちらもよく使われる素材ですがポリプロピレンに比べ、太く丈夫なことが特徴です。
ポリプロピレンよりは丈夫で破れにくいです。多少は丈夫なので、網目がずれないように塩ビでコーティングしてペット用の網戸として販売されている素材でもあります。
ポリプロピレンに比べすこし割高になります。
グラスファイバー
ポリエステルよりもさらに丈夫な素材がグラスファイバーです。およそ2倍の強度といわれています。
熱に強いのでキッチンの網戸に向いています。
さらに割高にはなりますが、丈夫で長持ちなとても優れた素材です。商品として販売されている種類が少なく、メッシュ数やサイズが選べないというデメリットがあります。
ステンレス
4つの素材の中で一番丈夫な網戸で、耐久性にもっとも優れた網戸です。
耐用年数も最も長く、15〜20年は持つでしょう。
見た目の高級感もあり、風通しや虫の侵入防止といった網戸としての機能もしっかりと確保された商品もあります。
デメリットはとても高いことと、DIYでの張り替えは難しいので交換は業者頼みになってしまうことです。
猫が網戸を破くならステンレスの網戸がおすすめ
4つの網戸の素材についてざっと説明しました。
では猫が網戸を破く対策としておすすめの素材は何かというとステンレスの網戸です。
ポリエステルやグラスファイバーの網戸ももちろんよいのですが、耐用年数や丈夫さを考えるとステンレスが一番おすすめです。
※使用環境や商品によっても変わるので、下記の表はおよその目安程度に捉えてください。
素材 | 強度(5段階) | 耐用年数 | 特徴 |
ポリプロピレン | ★ | 約5年 | 安価、一般的に使われる |
ポリエステル | ★★ | 約10年 | すこし丈夫 |
グラスファイバー | ★★★★ | 約10年 | ポリエステルの2倍の強度 |
ステンレス | ★★★★★ | 約15〜20年 | 耐久性、耐侵食性に優れる |
具体的におすすめの商品は?
では、「ステンレスがおすすめの網戸といっても何を選んだら良いの?」となるでしょう。
おすすめはずばり『猫マール32』という網戸メッシュです。
猫マールという名前からも想像できると思いますが、猫を飼われている方に向けて作られた網戸です。
猫マール32について詳しくは次でお話しします。
じつは快適!猫が破く対策となるステンレスの網戸の特徴
ペット用でステンレスの網戸といったら『猫マール32』。選ぶとしたらほぼこれ一択になるでしょう。防虫の網戸のネットとしても優れた製品です。
猫マール32の主な特徴についてです。
ステンレス網戸の特徴
- ステンレスなので猫に破かれない
- 32メッシュの細かな網の目
- 掃除が楽になる
ステンレスの網戸は猫に破かれない!
『猫マール32』はステンレス素材で作られた猫が破いてお困りの方に作られた網戸です。
ほかの素材と違って抜群の強度なので、猫がいくら網戸をひっかこうがビクともしません。人間でも素手で破くのはほぼ無理でしょう。そのくらい丈夫な網戸です。
風はしっかり通し猫の爪は通さない
猫マール32の『32』という数字は、網戸メッシュの数を表しています。
1インチにいくつの網目が入っているのかを表した数字ですが、猫マールは32メッシュあります。ふつうは大体18〜20メッシュくらいなので、とても細かな網戸といえます。
32メッシュくらい細かいと猫の爪が入らない大きさです。猫は網戸をひっかくことが出来ず、ひっかくこと自体を諦めてしまいます。
「網目が細かすぎると風通しが悪くなるのでは?」と心配になるでしょう。
しかし、32メッシュの網目はしっかり風も通してくれます。そして、普通の網戸だと入ってきてしまう小さな虫の侵入も防いでくれるちょうど良い大きさの網目です。
掃除が楽になる
ステンレスだからというわけではありませんが、網目が細かいことには他のメリットもあります。
網の線が細いのでホコリが付着しづらくなります。
網戸の汚れの主なものは、外からの花粉や土埃です。たとえ汚れたとしても軽くはたくと汚れが落ちてくれるので、普段の掃除もしやすくなるでしょう。
ステンレスの網戸『猫マール32』のデメリット
ステンレスの網戸は良い面ばかりではありません。デメリットももちろんあります。
ステンレス網戸のデメリット
- 視認性は下がる、防犯面が上がる⁉︎
- 張り替えが自分でできない
- 値段が高い
視認性は下がるけど防犯面がアップ⁉︎
猫マール32は素材がステンレスということもあり、光の反射などですこし視認性がさがります。
下がるといっても、外の景色が全く見えなくなるわけではないのでご安心ください。
視認性が下がるというのは、見方を変えると家の中も透けて見えづらくなるので、プライバシー保護効果がすこしあるでしょう。また余談ですが、アメリカなどの海外では防犯面からステンレスの網戸が主流なのだとか。
自分で張り替えるのは難しい
ステンレスの硬い素材は張り替えが難しいのが残念ポイントでもあります。
網戸の張り替えは慣れてしまえば誰でもできる簡単な作業です。
一般的に使われるポリプロピレンのような柔らかい素材であれば、DIYによる網戸の張り替えもおすすめしてます。
しかし、硬すぎるステンレス網戸はカットするのが大変だったり、専用の道具も必要になったりするので、張り替え初心者の方は最初からプロに依頼することをおすすめしてます。
もし自分で張り替えをしてみたい!という方は、猫マール32のメーカーである信和ワイヤークロス株式会社さんから張り替えのYouTube動画が出されてます。
ご参考にどうぞ!
値段が高いのがネック
他の素材の網戸と違い1個あたりの値段が高いのがステンレス網戸のデメリットでもあります。
安いポリプロピレンの素材だと2mで1,000円以下のものもありますが、ステンレス素材だと5,000円を超えてきます。
値段は高くなるのですが、耐久性の良さから15〜20年以上長く使えるのは大きなポイントです。猫が網戸をひっかいても網戸の張り替えについて悩まなくて済むでしょう。
まとめ
今回のまとめです。
網戸メッシュの素材は4つ
- ポリプロピレン
- ポリエステル
- グラスファイバー
- ステンレス
おすすめのステンレス網戸の特徴
- とにかく丈夫で破かれない
- 猫の爪と小さな虫は通さないけど風はしっかり通す
- 普段のお手入れが楽!
ステンレス網戸のデメリット
- 視認性が下がる(プライバシー保護や防犯性のアップ⁉︎)
- 張り替えが難しい
- 値段が高い
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がみなさまのお役に立てたら幸いです。
猫マール32についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!