こんにちは、とりまるです!
ご自宅で見かける窓のほとんどが引違い窓と呼ばれるタイプの窓です。
窓のレールはホコリが溜まりやすく定期的に掃除をしてあげないと、窓がスムーズに動かないなどの不具合に繋がります。また網戸のメッシュが汚れていると網戸のホコリが風とともにお部屋に侵入してしまいます。
「網戸の汚れが気になっていた。取り外して掃除したい!」
「でも、どうやって網戸って外すんだろう?」
「網戸って外せるの?自分でできるかしら?」
と網戸の外し方が分からなかったことはありませんか?
引き違い窓の網戸の取り外しは簡単でご自身で行うことが出来ます!
また網戸の外し方にメーカによる大きな違いは特にありません。
今回は、網の掃除や網戸メッシュの交換をやってみよう方に向けて網戸の外し方をご紹介します!
コンテンツ
引違い窓とは?
引き違い窓とは2枚以上の窓を左右にスライドさせて開け閉めするタイプの窓で、スライド窓とも呼ばれます。
日本の住宅で一般的な窓の多くは、この『引き違い窓』です。
戸建てやマンション、アパート、団地など、どのタイプの一般的なご家庭でよく見かける窓ですね。
引違い窓の網戸の外し方
網戸の外し方は、基本的に網戸を上に持ち上げて外すだけなのですが、外す前に知っておくことをみていきましょう。
必要な道具はドライバーと軍手
網戸を外すのに必要な道具は、
- プラスドライバー1号or2号のもの(ネジ穴のサイズに合ったもの)
- 軍手(ケガ予防に)
すでにお持ちの方が多いと思いますが、新たに手に入れる場合はとくに高価な物である必要はありません。100円均一で売っているようなものでも大丈夫です!
ただ、ドライバーはなにかと使う機会が多い工具なので、少しお金を多く出せば作業のしやすいしっかりしたものを手に入れられます。
とりまるのおすすめはこちらです。私も愛用しています!
外れ止めについて
網戸には外れ止めと呼ばれる金具がついています。
初めて聞く名前かもしれませんが、外れ止めとは名前のとおり強風などで網戸が外れないようにする為の網を固定する部品のことです。
外れ止めを緩めると網戸枠とレールの隙間の間隔を広げられるので網戸の取り外しがで出来るようになります。
外れ止めの形は網戸のメーカーによって様々ですが、外れ止めのネジを緩めて、外れ止めを上げ下げし、網戸とレールの隙間を調整します。
注意点としては、ネジを緩める時はネジが外れるまで緩めないようにすることです。
引き違い窓の網戸の外し方
それでは、網戸の外し方をみていきましょう!
作業の流れは以下になります。
- 外れ止めを解除する
- 脱輪防止機構の解除をする
- 網戸を外す
といった感じです。
1.外れ止めを解除する
最初に外れ止めを緩めます。
外れ止めの位置はメーカーによって異なりますが、上端部外れ止め、上部外れ止め、下部外れ止めの3箇所にあることが多いです。
該当となる3箇所をよく確認しましょう!
2.脱輪防止機構の解除する
サッシメーカーによっては、外れ止め以外にも脱輪防止目的の部品がついていることがあります。
脱輪防止機構がついている場合は解除を行います。
脱輪防止機構は網戸サッシの下側で室外側にあることが多いので、スライドさせるなりして解除しましょう。
3.網戸を外す
脱輪防止機構、外れ止めと解除をし終わったら網戸が外せる状態となりました。
両手で網戸を上に持ち上げ網戸の下部から室外側へ外し、次に網戸上部をレールから外します。
以上が取り外しの流れになるのですが、こちらの動画が分かりやすいので載せさせていただきました。
網戸の取り付け方
網戸を外して掃除や網の交換などのメンテナンスを行ったら、再び取り付けないとなりませんが、基本的には外したのと逆の手順で行えば大丈夫です。
- 網戸を上部⇨下部の順にレールにはめる。
- 外れ止めの高さを調整し、網戸を固定する。
- 最後に脱輪防止機構があればロックする。
以上の手順を踏みましょう!
網戸の取り付け・取り外しの注意点
最後に、取り外し・取り付け時の注意点です。
網戸の落下に注意!!
マンションなどの集合住宅にお住まいの方なら上の階の網戸の取り外しをされることもあると思います。
窓にベランダがないときは、取り外し・取り付けの時に一番気をつけて頂きたいのが網戸の落下です。
落ちた先にもし人がいたら、大怪我では済まず死亡事故という最悪の自体も十分考えられます。
落下させる恐れのある窓の網戸の取り外しを無理に行うのはやめておきましょう。
怪我に注意!
落下させてしまうのは網戸だけに限りません。
自分自身が身を乗り出しすぎて落ちてしまう、ドライバーなどの道具を落としてしまうことも十分に考えられます。
安全に配慮し十分に注意して頂いて作業を行ってください。
網戸が外れない時は?
もし上記の手順で外れない時はいくつか原因が考えられます。
- サッシの枠組み自体が曲がっている。
- レールやサッシの汚れの詰まっている。
- 以前に交換した網戸のサイズが間違っている。
などが考えられます。
どうしても外れない時は網戸を分解するという解決策もあります。
サッシの分解はビスを外せばできますが、それが出来ない時はサッシをノコギリで切るなんて荒療治もあります。しかし、ご自分で行うにはちょっと無理そうですよね。
網戸の分解はケガをする可能性が高いですし、家の壁などの網戸以外の部分を傷つけることも考えられるのでおすすめはしておりません。
自分で行うのが難しいなら専門業者に頼みましょう!
引違い窓の網戸の取り外しは、どなたにも出来る簡単な作業です。
窓のタイプや設置箇所によっては脚立を使ったり、高所に身を乗り出して行う場合もあります。
ご自身で網戸の取り外しを行うのが難しそうな時は、無理なさらずにプロにお任せしましょう!
さらに「別の窓を外したい!どんな種類があるのか見たい、知りたい!」という方は網戸の外し方のまとめ記事をご覧ください!
今回もありがとうございました!