冬から春に季節が変わるシーズン。
暖かくなるにつれて窓を開けておくことが増えてきて、網戸が活躍する時期になりますね。
「この時期は風の強い日が多くて、網戸にしてても家の中にホコリが入ってきて嫌だ。」
「花粉症で、網戸があっても窓は開けられない。」
「網戸にしてても、小さな虫が入ってきちゃう…」
せっかく網戸があるのに、ホコリや花粉が気になって窓が開けられなくてお困りの方も多いのではないでしょうか?
そんな時に使うと便利なのが網戸カバーです!
今回は、とりまるラボでこの時期におすすめの網戸カバーをご紹介いたします。
なぜ網戸カバーが必要なのか?
春先の時期には特に網戸カバーをご使用されることをおすすめしているのですが、その理由を順を追ってご説明いたします。
まず最初に、網戸の網の目にもサイズがあるのをご存知でしたか?
網の目のサイズが通気性や視認性に大きく関わってきます。
一般的なご家庭で使われている網戸のサイズは18メッシュのものが多いです。
「18メッシュってどういうこと?」と思われますよね?
1インチ(2.54センチ)の中に18個の網の目の列があります、ということを表しています。
つまり数字が大きくなるほど、網の列が増えるのでより細かい網の目ということになります。
そして、18メッシュだと網の間隔は、1.15mmです。
コバエは小さいモノだと1mm以下の大きさで、花粉は0.02〜0.04mmと言われているので、いわゆる普通のサイズの18メッシュだとホコリ、花粉はもちろん小さな虫は網を通り抜けてしまうんですね。
網の目が細かければ細かいほど虫やホコリの侵入を防ぐようになりますが、反比例して通気性や視認性が下がってきます。
目安として、
- 24メッシュ以上=虫の侵入が困難になる
- 200メッシュ以上=花粉の侵入が困難になる
となっています。
なので出来れば、ホコリ・花粉・小さな虫が気になるようであれば、より細かい目の網に交換していただくのがベストです。
網戸のサイズや網の種類については、網戸を張り替えるときに気をつけるポイントにも詳しく書いてますのでよろしければお読みください。
網の交換でおすすめしているネットは「快適ネット」です。
網は細ければ細かいほどよいとお伝えしましたが、細かすぎると今度は肝心の風通しが悪くなってしまいます。
この快適ネットは虫入ってこない33メッシュで、なおかつ風も通してくれるちょうどよいバランスとなっています。
快適ネットの感動ポイントは、視認性の良さです。
僕も最初はこの視認性の良さに驚きました!
網戸に近付かないと網が貼ってあるのに気がつかないくらいです。
ただ、万能というわけではなく、快適ネットでは花粉は入ってきてしまいます…。
網の交換をおすすめ致しましたが、とはいってもいきなり網の交換は金銭的に、時間的に難しいことが多いですよね。
「網の交換はすぐには難しい…けど肝心な花粉やホコリをなんとかしたい!」
そこで、いま備え付けの網戸でホコリや花粉の侵入を防ぎたい時に、網戸カバーをご使用していただくことをとりまるラボではおすすめしています。
また、網戸カバーのご使用は網戸の掃除が楽になる点でもメリットがあるんですよ。
おすすめの網戸カバー
とりまるラボでお勧めしている網戸カバーはこの2つです!
フィルたん アレルブロックフィルター 網戸用
まずは「フィルたん アレルブロックフィルター 網戸用」です。
いまある網戸に貼り付けるだけで花粉や黄砂をフィルターがキャッチしてくれます。
そのため網戸も汚れづらくなり、面ファスナーで取り付け・取り外しが楽な点もいいですね。
アルミ以外のサッシには取り付けが難しいのと、強風の時は剥がれることもありますので、気をつけてください。
ナノキャッチフィルター
「ナノキャッチフィルター」は、1枚あたりのコストはアレルブロックフィルターより上がりますが、
「窓にもマスクをしませんか?」のキャッチコピーにもあるように、花粉捕集率が96.8%と効果が高い点でおすすめです。
両面テープで、ナノキャッチフィルターも取り付けが簡単になっていることや、網戸だけでなく通気口・換気扇にもご使用できる点も良いです。
クロスキャビン
「クロスキャビン」は、網戸ネットになりますが、花粉・ホコリ対策の面でご紹介いたします。
クロスキャビンの特徴は200メッシュで網の目が細かく、先ほどご紹介した快適ネットでは通してしまう花粉に対してもフィルター効果を発揮してくれます。
花粉・ホコリが目詰まりしづらく、軽く叩くだけで汚れが落ちてくれ手入れがし易いのも嬉しいですね。
その代わり通気性や視認性は快適ネットよりは下がります。
網の目の細かさによる通気性、視認性の悪さは、一見デメリットのようですが、
- 風邪の強い日や小雨の時でも適度な換気ができる
- 黒い網でメッシュが細かいので、遮光性が高くプライバシーの保護もしやすい
というメリットでもあります。
クロスキャビンは日本アトピー協会の推奨商品であることも、アレルゲンの一つである花粉の侵入に対して信頼の高さを表してますね。
各網戸ネットの特徴をいかし、お部屋によって快適ネットとクロスキャビンとを使い分けられると良いですね。
網戸カバーがおすすめな人
ホコリ・花粉の侵入を防ぐという点でみれば、今回ご紹介させていただいた網戸カバーよりは、窓を閉めて換気扇を回していただく方がよいと思います。
あえて網戸カバーをご紹介させていただいたのは、お部屋によって換気扇が設置されてないこともあると思いますが、お部屋の換気をするには網戸しか方法がないという場合に、網戸カバーをご使用していただくことはとてもおすすめできる方法だからです。
網戸カバーはホコリ・花粉の侵入の一時的な対策になります。
網戸カバーは春先だけのピンポイントのご使用もよいと思いますし、もし長期的に考えて網戸の交換をご検討されてる時は是非とりまるラボへご相談くださいね。