- グラスファイバーの網戸があるんだ!知らなかった!
- 猫の破かれ対策にグラスファイバーの網戸ってどう?
- グラスファイバーは網戸の素材としてどうなの?
- ステンレスの網戸は高いし、代わりとなる素材を探していた
こんにちは、とりまるです!
グラスファイバーで作られた網戸があるのをご存じでしょうか?
網戸はポリプロピレンやポリエステルで作られたものが多く、普通に使用する分には強度として問題ないのですが、ペットを飼っているご家庭だと破かれてしまうという悩みがつきまといます。
グラスファイバーでつくられた網戸は、丈夫であることや折り目がつきづらく張り替えがしやすいなど、ペットを飼っているかたは一度検討してみるとよい網戸の素材です。
今回はグラスファイバーの網戸の特徴や猫の破かれ対策としてどうなのか?についてお話しします!
- グラスファイバーの網戸の特徴
- 猫の破かれ対策としてグラスファイバーの網戸はどうなの?
- 張り替えのしやすさは?
- グラスファイバー以外の猫の破かれ対策となる網戸
コンテンツ
そもそもグラスファイバーって何?
グラスファイバーってどんな素材なのかあまりピンとこない方もいらっしゃると思いますが、ガラス繊維と聞くと少しイメージがつくのではないでしょうか。
ガラス繊維とは、溶かしたガラスを引き伸ばし繊維状にしたもので、スマートフォン、傘、釣竿、保冷・防水のシートやテープなど、身の回りでよく使われている優れた素材です。
ガラスと聞くと「え、割れるんじゃない?網戸に使って大丈夫なの?」と思ってしまいますが、グラスファイバーは伸びにくく弾力のあるのが特徴の素材なので、じつは網戸にも適した素材なんですね。
ガラス繊維は、溶かしたガラスを引き伸ばし繊維状にしたもので、初めて工業用として生産された無機繊維です。
主な特徴として、寸法安定性の良さや、引張強度と弾性率が共に高いことが上げられます。加えて良好な電気絶縁性と電波透過性、またその種類(後述)ごとに異なる得意分野をもち、多方面に渡って優れた能力を発揮しています。
グラスファイバーの網戸の特徴
グラスファイバーという素材がすこしお分かりになった上で、グラスファイバーの網戸のメリット・デメリットについてお話しします。
グラスファイバーの網戸のメリット
グラスファイバーの網戸のメリットは、
- 伸びにくく弾力性があり丈夫
- 巻き癖や折り癖がつきづらい
- 熱に強い
というのがあります。
丈夫で伸びにくく弾力のある素材は、猫に網戸を破かれてしまったり、登って遊んでいるうちに網戸がヨレヨレになってしまうという悩みを解消してくれる素材でもあります。
また、巻き癖や折り癖のつきづらい素材でもあるので、網戸をきれいに張りやすいというメリットもあります。
あまり目立たない特徴ですが、ポリプロピレンやポリエステルの網戸に比べると、熱に強いという特徴もあります。熱に強いことからキッチンの網戸として採用されることも多い素材です。
グラスファイバーの網戸のデメリット
今度は逆にグラスファイバーの網戸のデメリットですが、
- 製品として種類が少ない
- ポリプロピレンやポリエステルの網戸に比べたら割高
というのがあげられます。
グラスファイバーは素材として優れているのですが、ご自宅に小さなお子さんがいたり、猫や犬などのペットを飼われていない方にとっては、グラスファイバーの丈夫であるというメリットをあまり感じづらいかもしれません。
ふつうの使い方なら強度面で考えてもグラスファイバーより安価なポリプロピレンやポリエステルの網戸で十分ですからね。製品としてあまり出回っていないのは、そのためでしょうか。
だいたいの目安ですが、グラスファイバーの網戸はポリプロピレンのおよそ2倍の値段になります。
グラスファイバーの網戸は猫の破かれ対策になる?
何度かお伝えしてますが、グラスファイバーは丈夫で伸びにくいというの特徴があるので、猫の破かれ対策になる網戸の素材です。
ポリプロピレンとポリエステルの網戸の強度はだいたい同じくらいで、グラスファイバーの強度はおよそ2倍くらいです。
猫の破かれ対策にはどの素材を使っているが大事なのですが、網戸の強度以外にも、網目の大きさも猫の破かれ対策には気にしないといけない項目です。
理由としては、より細かい網目の網戸だと、猫が爪を引っ掛けづらくなるので、網戸を登ったり引っ掻いたりというイタズラを防ぐことができるからです。
猫の破かれ対策となる網戸の素材や網目の大きさに関しては、以下の記事もご覧になってみてください。
グラスファイバーの網戸は自分で張り替えできる?
グラスファイバーの網戸の張り替えはDIYすることはできます。
ただし、ポリプロピレンやポリエステルに比べると伸びにくさや弾力があるので、張り替えするときに少しコツが入ります。
注意点として、網戸の張り替え自体は慣れてしまえば簡単なのですが、網戸の素材に応じて『押さえゴム』と呼ばれるゴムのサイズを気にしないとなりません。
グラスファイバーの場合は、ポリプロピレンの網戸よりもちょっと太めのゴムを選ぶ必要があります。弾力がある素材なので細いゴムで張り替えをすると外れてしまうことがあるからです。少し太めを選びしっかりと固定しましょう。
素材によって選ぶ押さえゴムのサイズについては、くわしくは以下の記事に書いています。よかったらご覧ください。
また、そもそも網戸の張り替えの仕方そのものが分からないという方はこちらの記事をご参考にしてくださいね。
猫の破かれ対策となるその他の網戸
グラスファイバーの網戸でも猫の破かれ対策になるのですが、他にも破かれ対策となる網戸があります。
とりまるがおすすめしてるの具体的な商品は2つです。
- 猫マール32
- ペットディフェンス
猫マール32
猫マール32は、グラスファイバーよりも丈夫なステンレスで作られて網戸です。とても丈夫でまず破かれることはないでしょう。また32メッシュという細かい網目を採用しているので、猫が爪を引っかけて網戸を破く・登るといった悩みを解消してくれる網戸です。
しかし、ネックとなるのは値段が高いことや張り替えを自分で行うことが難しいことです。
ステンレスはグラスファイバーの倍以上の価格で、ステンレスというとても丈夫で扱いづらい素材なので初めて張り替えをする方にとっては難しいでしょう。張り替えをプロにお願いすると、張り替え費用もプラスされてしまうことになります。
ステンレス素材は高価ではありますが、通常5年くらいといわれる網戸の寿命のなかで、ステンレスの耐用年数は15〜20年くらいと、とても長いのでコスパはよい網戸といえます。
ペットディフェンス
「猫マール32だとちょっと高い!できれば網戸の張り替えは自分でしたい!」
という方にはペットディフェンスという商品もあります。
ペットディフェンスはポリエステルの網戸ではありますが、塩化ビニールで繊維をコーティングしているので、ペットに破かれにくく、また網目がズレにくい網戸メッシュとなっています。
価格も手頃で手に入りやすく、素材も扱いやすいのでDIYもしやすいのもメリットでしょう。
網目の大きさは20メッシュでふつうのサイズなので、猫にとっては爪を引っかけやすい網目のサイズです。猫が網戸を登っちゃったり引っ掻いたりする対策にはなりにくい点はデメリットですね。
まとめ
最後に今回のまとめです。
- グラスファイバーは、熱に強く、伸びにくく弾力性のある素材
- グラスファイバーは網戸として出回っている製品が少なく、価格はすこし割高
- 猫の破かれ対策になる網戸だが、張り替えにはすこしコツがいる
- 猫の破かれ対策には、網戸の素材と網目の大きさが大事
- 猫の破かれ対策として、グラスファイバー以外だと『猫マール32』『ペットディフェンス』がおすすめ
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が皆様のお役に立てたら幸いです。
それでは。