こんにちは、とりまるです!
前回、網戸の交換を業者に頼まずに自分でしてみたい方にむけて、網戸の張替えの方法という記事を書きました。この記事の中でも触れているのですが、網戸の交換の際には網戸ローラーが必要とご紹介しています。
はじめて網戸の交換をされる方にとっては、
「網戸ローラーってなに?」
となりますよね。
網戸ローラーは、網戸ネットを取り付けるときに使う、押さえゴムを網戸サッシの溝にはめ込ませるための道具です。
写真をご覧になっていただくと、網戸ローラーの使い方のイメージはなんとなく掴んでいただけたかとは思いますが、
「網戸ローラーって、どうやって使うのかしら?」
「網戸ローラーは、どんな場面で使うの?」
「網戸ローラーは、どれを選べばよいの?」
「網戸ローラーって、どこで手に入る?」
「網戸ローラーのおすすめを教えて!」
と疑問もでてくると思います。
最初に結論をお伝えすると、網戸ローラーの使い方はとても簡単。
ローラー部分を網戸の押さえゴムに当てがって転がしながらゴムをハメ込んでいくだけです。
ホームセンターに行けば網戸ネットのコーナーにて入手でき、押さえゴムとセットで販売されていることが多いです。
今回は網戸ローラーの使い方やおすすめのローラーについて詳しくご説明します!
コンテンツ
網戸ローラーとは
網戸ローラーとは、網戸ネットをサッシに固定するときに使われる押さえゴムをサッシの溝にハメ込むための道具です。
押さえゴムにローラーをあてがい、ローラーを転がすことで溝にゴムをハメていきます。
ちなみに押さえゴムとは、網戸ネットをサッシに固定するためのゴムのことです。
ホームセンターやネットで販売されていて、押さえゴムを買うと一緒に付属されていることも多く、単品でも1000円以下で手に入れることができます。
ちょっとした豆知識ですが、網戸ローラーは初心者用とプロ用ではローラーの形状がすこし違います。
初心者用は、ローラーの内側と外側の直径に若干の差があり、上から押さえる力をうまく分散できるようになっています。
一方で、プロ用のローラーは内側も外側も直径は変わらず、職人の力加減で網の貼り具合を調整できるようになっています。
網戸ローラーが必要な理由
「押さえゴムをハメ込むだけなら自分の指でハメ込んでいけばいいんじゃない?わざわざ網戸ローラーを揃えないとだめ?」
という風に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、わざわざ押さえゴムをはめ込むのに網戸ローラーを使うのには意味があります。
網戸ローラーを使うと綺麗にはめ込んでいけるし、速くできるからです。
実際に押さえゴムを指ではめ込んでみると分かりますが、指でやると単純に疲れるし、すぐに痛くなってきます。笑
それにゴムを押さえ込む力が均等にならず、仕上がりも綺麗になりずらいかな…。
指でやってしまうと、どうしてもゴムのねじれが起きたり、深くはまり込んでいる箇所もあれば浅い箇所もあったりと、はまり方にムラができやすいです。
なので押さえゴムをはめ込んでいくときは、網戸ローラーを使いましょう!
網戸ローラーの使い方
網戸ローラーの使い方はとても簡単です。
網戸ネットをセットしたら、押さえゴムを使ってネットをサッシに固定していきます。
網戸ネットの上から押さえゴムをあてがい、そのうえから網戸ローラーを転がしながらサッシの溝にはハメていきます。
網戸ローラーの持ち方
網戸ローラーの握り方は握りやすいに持ち方で大丈夫です。
角にゴムをはめ込むときは、握り方を変える、体の向きを変えるなどして、力の入れやすい持ち方や姿勢にするとよいでしょう。
やはり言葉での説明では分かりづらいので、こちらのタカラ産業さんの動画を参考に載せさせていただきました。
オススメの網戸ローラー
おすすめの網戸ローラーは3つです。
3つとも私が愛用している網戸ローラーで、それぞれメーカーが違います。
色が緑、赤、黄色と分かれているので、とりまるは緑のやつ、赤いやつ、黄色のやつと勝手に呼んでいます。笑
ダイオ化成の網戸ローラー
一番無難というか万能というか、初めての方におすすめなのがダイオ化成の網戸ローラーです。
緑のやつです。笑
ダイオ化成は樹脂製網戸のパイオニアというだけあって、網戸に関する製品で迷ったらとりあえずダイオ化成でもいいのかなというくらい実績のあるメーカーです。
日本で初めて樹脂製の網戸用ネットを製造販売したダイオ化成。パイオニアならではの高品質と商品バリエーションで、あらゆるご要望にお応えします。
ダイオ化成ホームページより
前後に太いローラーと細いローラーという風に、厚さの違うローラーが2つついていて、ゴムの太さに合わせてローラーをつけ替えずに済むのでとても便利です。
押さえゴムのサイズと網戸ローラーのサイズが合わずに失敗という心配が少ないので初心者向きといえます。
ちょっとだけ残念な点をあげるのであれば、プラスチック製なので壊れやすいということです。
なので業務用として使うのはきびしいかなという印象です。
タカラ産業の網戸ローラー
つぎにおすすめなのは、タカラ産業の網戸ローラー。
赤いやつです。
特徴は、なんといっても握りやすいグリップです。
握りやすいので長時間作業をしていても疲れずらく、そして丈夫で壊れにくいので私のようなプロに選ばれやすい網戸ローラーです。
そのかわり先ほど紹介したダイオ化成の網戸ローラーと違い、押さえゴムのサイズに合わせてローラーを付け替える必要があります。
付け替えの手間があったとしても、とても使いやすい1本です!
アイワ金属の網戸ローラー
最後のおすすめはアイワ金属の網戸ローラーです。
黄色いやつです。
プロ品質と自らうたっているだけあって、プロで愛用しているかたも多い網戸ローラーです。
特徴は耐久性の高さです。
押さえゴムを上から押し込む箇所やローラーの取り付けてある箇所が金属でできていて、ご紹介した中で一番作りがしっかりとしています。
ゴリゴリと作業ができます。
また網戸ローラーが軽いと力を入れづらかったりしますが、アイワ金属の網戸ローラーは重量があるので力を伝えやすく、作業のしやすさではその名の通りプロ品質です。
その分、お値段の方もすこしお高いですが…。笑
百均の網戸ローラーでも大丈夫?
ちなみに網戸ローラーなどの網戸張替えセットは百均で売られています。
見た感じローラーが片側だけついてて、プラスチック製のものが多い印象です。
とりまるも試しに一度購入したことがあります。
良いか悪いかとはちょっと言えないですけど、先にデメリットを言ってしまうと百均の網戸ローラーはご自宅の網戸のゴムサイズに対応していないってこともあったり、百均クオリティということもあって壊れやすいというのがあります。
でも、網戸の張替えがそのとき時限りで、何度も使うのではなければ百均の網戸ローラーでも十分に感じました。
ただし、これから設置しようとしている網戸メッシュの押さえゴムの大きさと合っているかは確認しましょうね。
押さえゴムのサイズについては、こちらの網戸を張替えするときに選ぶ押えゴムのサイズで気をつけることをご覧になってみてください。
https://torimaru.design/amido/gomu-type/
網戸ローラーについてのまとめ
今回は網戸ローラーについてお話させていただきました。
最後に網戸ローラーについてのまとめです。
- 押さえゴムを指ではめ込むのは大変なので網戸ローラーを使おう
- おすすめの網戸ローラーは3つ
- ダイオ化成とタカラ産業とアイワ金属の網戸ローラーがおすすめ
- 百均の網戸ローラーでもオッケー、だけど合わなかったり耐久性がなかったり
以上です。
今回の記事が網戸の張替えにお役に立てたら幸いです。
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました!