![【戸車】錆びてる、潰れてしまっているときのビスの外し方!【外れ止め】](https://torimaru.design/wp-content/uploads/2020/12/IMG_3517.jpg)
こんにちは。とりまるです!
網戸の戸車や外れ止めの調整をしようとしたら、
「調整用のビスが錆びている。」
「ネジ山が潰れて(なめて)しまっている。」
といった理由で「外れ止めや戸車のビスを回すことができない!」ということがあります。
なんとか外そうとネジを無理やり回してしまった結果、「よけいにネジが壊れてしまった!」というご経験はないでしょうか?
回らなくなってしまったネジはもう外せないかもと諦めてしまいがちですが、ネジのサビや潰れ具合によってはご自身で十分に対処していただくことができます。
ネジが外れないときの解決策として、
- ドライバーの正しい使い方を知らない場合がある
- ネジが錆びているなら、潤滑剤を使ってみる
- ネジ山が潰れているなら、専用の道具を使って外す
とやっていただくのがよいでしょう。
そこで今回は、錆びてしまった、潰れてしまったビスの外し方を詳しく見ていきましょう!
ネジとビスの違い
この記事の中でネジと言ったり、ビスと言ったりしていますが、
「網戸の戸車や外れどめについているのはネジだと思うけど、ネジとビスはなにか違うの?」
という疑問をもたれる方もいらっしゃるとおもいます。
ネジは、『ビスやボルトの総称』と捉えていただいてよいです。
螺旋状の溝が入ったもの全般を『ネジ』という言い方をします。
一方で、ネジの中でも先端の尖ったものを『ビス』という呼び方をします。
ネジとビスの違いについてあまり詳しくは書きませんが、このくらいの認識でいていただいて大丈夫です!
潰れたのがビスあっても、「ビス山が潰れた!」という表現はあまり一般的でないというのもあり、この記事ではネジと言ったりビスと言ったりしています。
正しいドライバーの使い方を知る
ネジを外すことができない時に、正しくドライバーを使えていないことがあります。
ドライバーでネジへ正しい力のかけ方をしてあげれば、すこし潰れてしまった程度のネジなら回すことができる場合もあります。
正しいドライバーの使い方は、
- ネジの穴の大きさにあったドライバーを選ぶ
- ビスに対して、まっすぐにドライバーを立てる
- 力の配分は、押す力が7、回す力が3
です。
ビスを外そうとするときに、ドライバーを回す方についつい力を入れてしまいがちです。
また、無意識のうちにドライバーをビスに対して傾けたままで回してしまうこともあると思います。
ドライバーとネジがしっかりと噛み合っていなかったり、力のかけ方を間違えてしまうと、ネジ山を潰すしてまう原因になってしまうんですね。
正しい使い方を意識して、ドライバーを使ってみましょう。
力がしっかりとネジに伝わるので、潰れてしまったネジ山でも緩めることができるかもしれません。
ビスが外れない理由と外し方
正しいドライバーの使い方でやってみてもやっぱりビスが回らないというときは、無理にビスを回すのをやめましょう。
回らないネジがどういう状態かで、ネジの外し方を変えます。
大きく2パターンあります。
- ネジが錆びている→潤滑油を使う
- ネジがつぶれて(なめて)しまっている→専用の道具を使う
です。
ビスが錆びている場合
ネジが錆びてしまうとサビでネジ自体が膨張し、ネジが回らなくなってしまうことがよくあります。
ネジが錆びているときは、潤滑剤を吹きかけてしばらく放置してからネジを回してみましょう!
潤滑剤としておすすめなのは、『呉工業シリコンスプレー』シリーズです。
ご家庭にすでにお持ちであることも多く、ホームセンターで手に入れやすいです。
ネジ山が潰れている(なめている)
ネジ穴が潰れてしまって、ドライバーが空回りしてしまう状態を『なめている』という言い方をします。
ネジ穴の潰れ具合によっては、ドライバーを正しく使用してもネジを回すことが難しいかもしれません。
輪ゴムを使う
ご家庭に幅の太い輪ゴムがあれば、ネジとドライバーの間に滑り止めとして輪ゴムを挟み、ドライバーが空回りしないようにして外す方法があります。
輪ゴムでなくても滑り止めになりそうな薄いゴムがあれば代用できます。
お金をかけずに、まず試していただける方法です。
こちらの動画をご紹介させていただきました。
ネジ滑り止め剤を使用する
輪ゴムを使用する以外にも、ネジ滑り止め剤というものがあります。
ネジ滑り止め剤は、接着剤のような見た目をしていますが、ドライバーとネジが滑らないように滑り止めとして使用するものです。
輪ゴムを挟むのと同様に、ドライバーを滑りづらくしてくれるので回す力をネジに伝えやすくなります。
使い方については、メーカーの出しているこちらの動画をご参照ください。
専用の道具(ネジザウルスバズーカ)を使う
輪ゴムやネジ滑り止め剤の方法を試してみてもネジが外れないときは、なめたネジ専用のドライバーを使ってみましょう。
とりまるラボでおすすめしているのは、『ネジザウルスバズーカ』という商品です。
なめたネジ用のドライバーでネジ山がなめてしまっているときに活躍してくれます。
1家にひとつあってもよいかもしれませんね。
デメリットとしては、価格が2000円以上とお金が少しかかってしまうことでしょうか。
ネジザウルスについては、メーカーのこちらの動画がユーモアもあり楽しく観れます。笑
最後に
以上、ネジが外れないときの対処についてでした。
さらに「別の窓を外したい!どんな種類があるのか見たい、知りたい!」という方は網戸の外し方のまとめ記事をご覧ください!
ご紹介した方法を試しても、やっぱりご自身でネジを外すのが無理そうと判断されたときは、よろしけばご相談くださいね。
それでは今回もありがとうございました。