今回は幅広サイズの障子の張り替えです。
先日、知り合いから見積りを頼まれたんです。
LINEで画像が送られてきましたが、
どうみても幅広サイズなんです。
しかも、
大荒間障子と言われるもの。
要は紙の露出が多いものといえばいいのかな。
案の定、下の紙が破れてるし。
足で蹴ってしまったり、何か物が当たるとすぐ破けてしまう。
まあ、紙ですから、仕方がない。
知り合いから
「強い紙がいい!」
と言われたけど、
よく使われる某メーカーのものだと張り替えたあとに、かなり反りやすい。
かーなーり反りやすい
前に、似たような案件で、張り替えたあとに反ってしまいクレームをもらったことがあったんです。
昔、そのメーカーの人(営業課長だったかな?)に
「幅広の障子にウチの製品は使わないでくれ!」
と言われました。
え!?
でも
幅広サイズの障子紙ありますよね?
はい。
やっちまいました。
そう言われる前にすでにロールで在庫してました。
結構するのに
ダメもとで
「幅広用だったら使ってもいいんじゃないの?」
と聞くと、ダメと言われました。
じゃあ、
なんでこんな製品作ったの?
で
他のメーカーのものを使うようにしました。
それは、
モルザというメーカーの
「破れにくい紙」
こっちに変えてからクレームはないですね。
ただ、
今回の障子は強い紙には向いていません。
なぜなら、中桟の本数が少ないため
強い紙に引っ張られて反るからです。
だから
個人的にオススメなのは
普通の障子紙を貼ってマメに張り替えること
ですね。
格安品だと規格がないのでツギハギになってしまうし
シワも入りやすい。
なにより、
すぐ破ける。
だから
普通の障子紙で規格があるものを一枚張りして
3年から5年ぐらいで張り替えて欲しいんです。