
網戸を自分で張り替えている方もいらっしゃると思います。
網を切るときには何を使ってカットされてますか?
「ハサミを使って切ってるけど、ハサミじゃダメなの?」
「家にある普通のカッターでいいのかな?専用のってあるの?」
もちろん網のカットはハサミでもできるのですが、できればカッターを使うのがおすすめです。
そして、じつは網を切る専用のカッターもあるのもご存知でしたか?
今回は網を切るのにおすすめのカッターをご紹介します!
コンテンツ
なぜ網戸の張替えにはカッターが重宝されるのか?
職人の現場ではカッターを使って網のカットをしています。
その理由はハサミを使って網をカットしてしまうと「ヒゲ」が出てしまうからなんですね。
ヒゲとは、網をカットした時にヒゲのように出てくるほつれた部分のことです。放っておくとこの部分からどんどん網がほつれていきます。
ヒゲが出来やすいという理由で職人はハサミを使わずにカッターを使用することが多いのですが、それではどんなカッターを選べばよいのでしょうか?
おすすめの網戸カッター
網のカットにはご家庭にある普通のカッターを使っていただいて問題ありません。
とりまるラボでおすすめしているのは2つ。
通常のカッターならオルファのカッターを使用されるのをおすすめしています!
そして、網戸専用のカッターというのもありますので、通常のカッターの使用で難しさを感じるようなら専用のモノを使いましょう。
オルファカッター
まずは、いわゆる普通のカッターでおすすめのものはこのオルファのカッターです。
オルファのカッターは大型刃、M厚型刃、小型といろいろな種類がありますが、特におすすめなのが小型刃タイプのものです。
小型のタイプだと網のカットもしやすく、この型番はステンレス製なのでサビになりづらく屋外で作業することの多い網の交換に使うのに適しています。
またスリムなデザインで家庭やオフィスワークの日常使いに問題ない点でもオススメですね。
網戸専用カッター
オルファのカッターはサクッと切れて良いのですが、
「上手にカットできるかな?」
と不安に感じられたときは網のカット専用のカッターもあります。
通常のカッターでの網のカット作業に慣れないうちは、専用のカッターをご使用されるのも良いですよ。
なぜなら、普通のカッターは万能にどの場面でも使えるように作られていますが、網戸専用のカッターは専用なだけあって網を切るのに使い勝手のよい設計となっています。
また、なるべく抑えたい費用の面でも500円以下で購入でき、金銭的に負担がかからない点もおすすめポイントです。
網のカット作業に不安を感じられるようであれば、専用のカッターをご使用になることをお勧めいたします。
カッターの折り方
カッターをしばらく使っていると切れ味が悪くなってきますよね?
カッターの切れ味は網戸の仕上がりに左右してきます。
切れ味の悪くなった刃は切れ味を復活させることができるのをご存知でしょうか?
意外と知られていないのですが、実はカッターの刃は「折る」ことで、切れ味を復活させることができます。
切れ味のよい状態で網のカットをしましょう。
やり方はとても簡単。
カッターの刃の片面に折りやすいように「おり線」が入っています。
このおり線が山になるように刃を折りましょう!
刃をおる際はペンチを使用しても良いですし、カッターの柄の部分には折るための溝が用意されています。
こちらの動画が大変参考になりましたので、使わせて頂きました。
刃を折る時の対処法
刃を折る時は
- 折れた刃先がどこかへ飛んでいってしまうことが十分に考えられるので、まわりに注意し、ゴーグルや手袋を着用する。
- 折る時は顔を近づけないようにする。
他にもご自身とまわりの安全に充分注意して行いましょう!
また刃を折る時に、
「折るのが少し怖い!」
「上手く折れるかな?」
と不安を感じられるかもしれません。
そんな時は、カッターの刃を折る専用の「刃折器」を使用すると良いですよ。
安全に刃を折ることができ、そのまま使い終わった刃を容器のなかに回収できます。
使い終わった刃をまとめて保管、処分できる点も便利です!
「使い終わった刃はどこに捨てれば良いの?」
と疑問にもたれると思いますが、刃の処分方法は地域によって変わってきます。
使い終わった刃の処分先は各自治体に確認してみてださいね。
カッターの切り方
網戸の切り方についてです。
網を切る際は下の写真のように、ゴムを入れる溝の外側に刃を入れてカットするとキレイに網を切ることが出来ます。
通常のカッターを使う場合は僕の場合は網をカットするときは、カッターの「おり線」を2つ分出しています。
理由は、2つ分出す方が力が入りやすくカットする時に安定するからです。
おり線1つ分でも良いのですが、網戸の溝が深い時に刃が届きづらいこともあるので注意しましょう。
ただ、カッターの使い方は人によってやりやすさが違うので、使いやすいと思った使い方で大丈夫です。
網戸の網の交換はどなたでもできる簡単な作業です。
ですが最初はキレイな仕上がりとなると難しいかもしれません。
網戸は家の外から人に見られる部分でもあるので、キレイな仕上がりであることに越したことはありません。
網の交換を難しく感じた時は無理せずにプロの業者にお願いしちゃいましょう!
そして、その時はとりまるラボへぜひお尋ねください。